gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

学校

部通信 part41

[対等と立場] 大原則として、人は人として対等だ。 学校では教員と生徒。 部活では顧問と部員。 家では親と子ども。 そんな立場はあるけれど、どんな立場にいても、 自分の大切なもの・ことがあるなら、 他人の大切なもの・ことは、 大切にできなかったり、…

部通信 part40

[基準] 練習一つ一つに解決したい課題があれば、 それを達成すべく意識することがある。 チームとして取り組むことも、個人で取り組むこともある。 一つの練習に関わる人数が増えれば、その練習で取り組むべき共通課題も発生する。 練習後半のチーム練習には…

部通信 part39

[誰の目を気にしてプレーしているのか。] 自コート内で、コートの誰か、5人、自分を含んだチームへと意識広げるのは難しいのだろう。 試合の中で自分がしたいプレーが、すべきプレーが、自分が良いと思うプレーができているか?は気になる。自分のプレーや成…

部活動通信 part38

[良縁に感謝] 3年生は1年ごとに顧問と環境が変わる3年間だったと思う。 良縁とはお互いに生かし合って成立する。 バレーボールをしたい君らとそれを支えたい私や、教えたい先生が出会ったからこそ、良き縁と言えるものになった。 しかし、学校はご縁を選べな…

部通信 part37

[バレーボールを知り、自分を知る] バレーボールをプレーするだけでなく、スポーツそのものを深く知り、スポーツを通して自分がどんな人間なのかを知るのも良いかもしれない。 気がついたらやっていたかもしれないが、バレーボールの魅力やバレーボールを通…

部通信 part36

[ボール磨き] 昨年まであった古いボールと、今年買った新しいボールの見分けがつかなくなってきたとある選手が言った。 マネージャーがずっとボールを磨いているからだ。 少なくとも私が体育館にいる時で、ボール出しでない時はずっと磨いている。 私は練習…

部通信 part35

[選択・覚悟・時間・命] 私は自分の時間を生きる。 自分の時間を大切にして、他者の自分も大切にする。 これまで部の参加を強制したことはなかったはず。志のある者で決めて、やりきってきた自覚がある。 私は大切な人たちと暮らしている。 学校を一歩でれば…

部通信 part34

[武井壮さんの話を聴いてみよう。] まず!この動画は、たくさんある考え方の一つです。 皆に大金持ちになってほしいとか、好きなことだけやって生きていってほしいとも思っていないです。 しかし、どう生きていくのかは考えてほしい。 また、自分は何に時間…

部通信 part33

「Meet your unknown」 自分が思う自分がどんな人間かを説明できるだろうか? これならこれくらいできて、これはやったことなくて、これは苦手そうだな、、とか。 経験のないことを求められ、まだやれる!お前ならできる!と誰かから言い切られれば、驚くだ…

転ばされるな

七転び八起きという言葉がある。 七転八起の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典 しちてん-はっき【七転八起】何度失敗してもくじけず、立ち上がって努力すること。転じて、人生の浮き沈みの激しいことのたとえとして用いることもある。七度転んでも八度起き上…

生かし合う

自分にしかできないことに気づき、それをやりきること。 他者にしかできないことは他者にまかせること。 頼られたらスッと力を貸せること。 困ったら頼れること。 自分の存在もしくは自分の生み出したこと・ものが、どんな流れ・カタチで他者のためになれば…

ただ聞くから、聞くことが大変なのだろう。

私は話を聞くだけ。が苦手だ。 その人が困っていたり、相談に近い内容であれば、具体策をガンガン提案する。 しかし、それを求めていない人もいる。 アドバイスではなく、聞いてほしいだけの場合もある。 しかし、具体策は本人から出てくる方が望ましいと思…

困るのをやめる

前から急に銀行強盗が走って逃げてきたら多くの人が困るし、逃げるだろうし、対応できない。 しかし、このスチュエーションであろうとも、ミッションインポッシブル主人公であるイーサンハントならば困らないどころか、銀行強盗を最低限の被害で無力化してし…

壁・鏡・並走

人の学びや成長に関わる教育という分野で、人との関わり方は環境によって異なる。 私は公立高校の教員だ。我が校で私の担当するA君、B君。環境によって違えば、関わる生徒によっても違う。 生徒から見て、 大きな壁に見えるように関わる教員、並走するような…

卒業生

昨年の卒業生の様子がさまざまな方面から伝わってきます。 伝わってくる声はやはり、 辛さ の要素が多いです。 伝わってくる分にはまだ大丈夫なのかもしれません。 卒業生はとっくに卒業生ではなく、逞しく働く自分と同じ社会人です。 非合理的で理不尽な現…

学習者の課題は一つ

学習者の課題は人それぞれである。 クラスに課題はない。 課題を抱えた学習者が組み合わされることで、それぞれの学習者が現状から目を背ける状況になっていく。 それを全体に呼びかけても、一人の学習者への課題解決にならない。 ある課題への解決策は一つ…

自習する環境になれば自習できるようになるか。

合わせて読んでほしい記事です。 今年度の授業では、授業のほとんどの時間を自習に充てている。 ある期間ごとに確認テストを行い、単位取得及び進級に必要な点数をラインとして、その点数に満たなかった場合は私と学習の相談を行っている。 この学習相談は、…

選ぶ手伝いを。

生徒から、「先生は知らないとばかり言うので困る!」 と言われた。笑 笑ってはいたが、困る部分もあったのだろう。 生徒には、私に判断できないことを知らないと表現していると言っている。 私は、生徒からの問に対して、「良い」とも「ダメ」とも言わない…

部通信 part31

[成長] 成長は一人だけのものではないと思う。 チームメートとのライバル関係や、他の選手から求められることでも力がついてきたのではないだろうか。 自分がどう成長すれば? チームのためにこれができるようになれば、、、 そんな意識が自分を成長させてく…

向き合うこと

自分と向き合うことは自分一人ではできない。 自分から見える自分の姿には限りがあるからだ。 自分のありのままと向き合うには、現実と認識を分けられてる人に自分の在り方を問うとよい。 評価をせず、判断しない。損得関係もないような人はまわりにいるだろ…

部通信 part30

全日本予選を終えて ・勝ち負けもだけど 勝負事には勝敗が常につきまとう。勝敗の要因には学年、選手の能力、スタッフの質などあげればきりがない。勝ったから言えることだけど、やはり最も大切なことは勝敗ではないと思う。 大切なのはこれまでできなかった…

春高予選1日目

第73回全日本高等学校バレーボール選手権大会 名古屋南支部予選会1日目 3回戦まで勝ち進みベスト4を決めました。 11月に予定されている愛知県大会へ出場が決まりました。 各方面より名南工業バレーボール部に関わってくれた方々に取り急ぎ報告です。 明日は…

部通信 part29

3年生にとっては次の予選が県大会への出場をかけた最後の大会になります。 君らは勝てた方が喜ぶだろうと思う。 これまで真摯に誠実に貪欲に、部活動で多くの時間を過ごしてきたからです。 それだけに、試合の勝敗で君らの楽しさやこれまでの時間の意味づけ…

クラスでワードウルフ!

今日はクラスで行後に生徒とワードウルフをしました。 昨年までは哲学対話をやっているのですが、ワードウルフも楽しかったです。 哲学対話もやれたらよいなあと思います。 https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%A6%E3%83%AB%E3…

自習室 part3

gt-24o.hatenablog.jp 1学期の授業振り返りを踏まえて、2学期から自習室を開いています。 強制しない・指示しない関わりをすると決めて、声をかけています。 再テストの日程、学ぶ場所、時間などは相談して生徒と共に決めています。 今週も数名の生徒が学習…

自習室 part2

gt-24o.hatenablog.jp 1学期の授業振り返りを踏まえて、2学期から自習室を開いています。 強制しない・指示しない関わりをすると決めて、声をかけています。 再テストの日程、学ぶ場所、時間などは相談して生徒と共に決めています。 先週から今週にかけてほ…

自習室

gt-24o.hatenablog.jp 1学期の授業振り返りを踏まえて、2学期から自習室を開いています。 強制しない・指示しない関わりをすると決めて、声をかけています。 声をかけてみると、学習を行うことに抵抗を表す生徒はほぼいません。 いつどこでやるのかを生徒が…

抽出

学び、気づきと呼ばれるものは、いつでも、何からでも得られるものであるが、 同じ環境、同じ条件で生きている人は、この世の中には誰一人としておらず、それらの体験から何をどう抽出するかは人によって違う。 一つの出来事について、論点や主張が違うこと…

自問自答と一歩

いつでもどこでも学べる。 原理的にはそうで、アタマではわかっちゃいるが、カラダが動かないことって多い。 教室で生徒へ、 「自分で自分を学ばせられようにしよう!」 と言うなら、 自分がそう在ろうしなきゃ、 自分で自分を学ばせるための在り方がわから…

1学期 授業振り返り

1学期の授業を振り返ります。 以下は生徒へ配布した資料です。 drive.google.com ・教科・指導体制 工業科目 1年生 座学「電気基礎」 1クラス40名 4クラス展開 1クラス担当2名 この科目の主担当になりました。 授業の資料、スケジュール、小テスト、定期…