先日、1人でゆっくり考える時間をとった。
(”ひとり哲学”という場があったので参加した。)
考える以外は歩いたり、朗読を聞いたりした。
意識上では考えるだけで、他は何もしないでいても必ず何かはしていた。
心臓は動くし、呼吸もする。
無意識に自分の手を見ていたり、
体を伸ばしたり、
足を組み替えたり、
首を回したり、
目を閉じたり、
目線を上げたり下げたり、
何かを見たり、見なかったり。
何もしないというのは簡単じゃない。
1人で立ち止まって何かを考えるといっても、
題材がないとなかなか考えられものではない。
誰かに問われたり、
何かを見て記憶が呼び起こされたりしないと思考は始まらないのだと感じた。
私のとって1人で考える時間は、思考が止まる(無目的的に自分と向き合う)時間になった。
贅沢な時間だった。
仕事では考えることはたくさんあるように思えるが、
1人で考える時間を自らとった時には、
仕事のことはでてこなかった。
家のことや、友人、自分が学び場のことなどがでてきた。
(仕事中はあんなに悩むのに・・・笑 おそらく考えても仕方のないことばかり考えているのだろう。)
3月24日にてつがく対話の場を名城大学のナゴヤドーム前キャンパスひらく。
この時にも、何もしない時間を取ろう思う。
ゆっくり、問い、語り、考え、聞く時間が取れると思う。
終わり